本製品の特徴は、バイオプラスチックでありながらも繰り返して長く使えること。また、耐熱温度が100度以上になることで、電子レンジの温めなどの使い勝手を高めるとともに、使用後の廃棄の際には環境負荷を抑制することが出来ることです。勿論、人体への安全性が最上です。

最近は、石油由来のプラスチックにバイオマス原料を混ぜたプラスチック製品を多く見かけるようになりました。こうした商品の中には、安全性の評価試験有無に疑念が残るものもあるようです。また、廃棄時に分解しない石油原料が残るため焼却処分をするかリサイクルシステムの構築が必要となり、商品企画の段階から作り込むことが重要となります。
バイオプラスチックは、こうした材料と比べても廃棄時の環境負荷低減の効果は高くなります。iiwanは、日本バイオプラスチック協会に認定された材料を使用して各種の試験をクリアしており、品質の維持管理には真摯に取り組んでいます。また、お子さまのセンシティブな肌への接触において、これまでにアレルギーなどのトラブル事象も発生しておらず良好で安定しています。

当初の目的は産業用途での活用を想定していましたが、規格適合への困難さや各業界での高まりも現在ほどではなく、一部メーカーが独自に開発したバイオプラスチックを自社製品に適用するなどの広がりに留まっていました。
私たちは当時の世相や外部有識者の見解なども熟慮し、プラスチックを大量消費する食品容器に着目して生産技術開発を継続するとともに、その事業化について模索を進めました。テストマーケティングにて製作した洋菓子向けのフタ付カップは、一部の消費者や環境意識の高い有識者には評価されたものの継続的な事業とはならず、保留せざるを得なくなりました。
そこで再度のマーケティングを実施し、安全安心が求められる幼児向けの食器について着目するに至りました。当時は海外製の安価な商材が沢山ありましたが、使用されている原料や細部のつくりを見ると安心して使えるのか疑念を抱くものもありました。また、ちょうど子育てをはじめた副社長の美和がこのタイミングと重なったこともあり、商品開発が大きく加速することとなりました。

東京エディション虎ノ門、日本航空、ハイアットセントリック銀座東京、ヒルトン東京、フェニックスリゾート、ホテルエピナール那須エルバージュ、ホテル阪急レスパイア大阪、星野リゾートBEB軽井沢、レム東京京橋、レムプラス銀座ほか（五十音順、敬称略）

AirBuggy代官山店、emCAMPUS FOODマーケット、神戸阪急、こどもビームス代官山店、名古屋三越栄店、阪急阪神百貨店阪神梅田本店、ハンプティダンプティ、フィス、名鉄百貨店ほか（五十音順、敬称略）